愛の巣
続きから・・・
マンションが見えてきた。
辺りを見渡すとマンション前にK君を見つけた。
私はゆっくりと近づいた。
K君は私を見つけると不安げな表情から
笑顔に変わった。
そして私の手を引きこれから私の部屋となる
ドアの前に連れて行った。
K君は私の新しい生活と共にそのドアの鍵を開けた。
「こんな部屋しか用意できなくてごめんな。」
何も置いていないガランとした部屋。
まだ新しいにおいがする。
私の家じゃない匂い。
荷物より先にとりあえず猫を放した。
「ほら、ここが新しい家だよ。」
部屋中を確かめるように慎重に歩く。
私と猫はなじめるのかが不安だった。
これから暑い夏が始まる・・・
どんな夏になるのだろう。
何も想像がつかなかった。
続く・・・
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